ある市

昔の後輩女子が住んでる、ある市へ行った。

 その市内でも彼女が住んでるのは少々、距離があるのだが、とりあえず行ったら楽しかった。

 もう彼女とは30年以上も会ってないのだが、とても印象に残ってる。とにかく彼女は、ほぼ超然としてたのは今でも凄いと思ってるし尊敬してる。

 ある路線沿線に住んでるのだが、その、ある市も同じ路線上にあり家にいてもしょうがないし、こうしてネットで遊んでばかりもいると、おかしな考えばかり胸中に生じてくるのが自分でも、よくわかるので思い切って外出した。

 腹が減ったので駅から、ちょっと歩いたら、うまそうな中華料理(ラーメン?)屋へ入りレビニラセットを頼んだら醤油ラーメンは、あっさりとした味がよく、それの汁をご飯にかけて食べたら、これまた、おいしくてレバニラもおいしかったし店内全体も明るくて店員達は、ほんとうに楽しそうに仕事してて羨ましく思えた。

 次回、その場所へ行くのは、いつになるのか、わからないので、とりあえず更に歩いた。

 その路線沿線の典型的な、いわゆる、とか田舎で何もない場所だが、その場所に愛着をもちつつ在住、就労、通学してる人々もいる筈だから楽しくなったし、サッパリした雰囲気を発してる飲食店も見つけたし、おまけに、その路線の電車の車庫を見れて楽しかった。

 電車が横一列に15列も並んでてカッコよかった。

 更に歩いた。

 そうしたら雨が降ってきた。

 今日は降ったりやんだりのわけのわからない天気だった。

 市の施設であると同時に公民館であると同時に、体育館であると同時に、図書館の看板を見つけて、そこで雨宿りをしたら、その施設のつくりは、よかった。いまいち文章化しづらいのだが、とりあえず、つくりは、よかったので雨宿りとしも、ほんとうによかったし楽しく過せたが、それを見つけたのは、かなりの偶然だった。

 その、ある市に対する愛着がわいた。