東愛子(あずま あいこ)

約20年前に甲地の図書館で『日本映画俳優全集・女優編』という本を見たら晩年は、ふたりの孫を相手に海沿いで小さな店をやりつつ過した女優がいたと書いてあった。
 
 先日、乙地の図書館で、その本を再び見たら、その女優の名前が「東愛子(あずま あいこ)」とわかりウィキペディアにも、その名前がありバスの切符売り場兼茶店を、その地で亡くなられる昭和40年代前半まで過したと書いてあった。

 ウィキペディアにも書いてあるから、ここにも書くが「三重県志摩市大王町船越」なので、それで検索し、その後に「三重県志摩市大王町船越 バス停」でグーグル検索し、地図画像検索したら、東愛子さんが過した晩年のだいたいの場所はわかったが何しろ、お亡くなりになりちょうど50年経過してるので、そのバス停が移動してるかもしれないが、とりあえず、わかった。

 youtubeでも「三重県志摩市大王町船越」検索したら、その場所が撮影されてる動画がある。

 この東愛子さんは、その本で初めて知った名前なのだが、こうして今日21世紀平成の世の中まで存在感を残せるのだから、たくさんの努力をした方なのだ。ちなみに、その本によると晩年まで書かれてる人は少なく、珍しい例で中には、その本には書けないような晩年を過ごした人々もいるかもしれない。

 ふたりのお孫さんに女優だったことを告げたのだろうか?それとも女優だった栄光の過去は何も語らずにバス切符売り、茶店等の現実の目の前にある仕事に専念してたのだろうか?

 でも晩年のことが書かれてる珍しい例なので、ほんとうに幸せな日々だったのだ。その幸せな日々を楽しみたいので一度、その場所へ行ってみたいし、この人に関する件で地元の人々と交流ができたら更に楽しいだろうし、何も知らなかったとしても、そこは海辺の明るい場所なので、それだけでも楽しそうだ。